【高級感の仕上がり】チェック生地で柄合わせをする時の注意点

柄合わせで「ハンドメイドの仕上がり」に達成感を

お客様からのご質問が多い「チェック生地の柄合わせ方法」について、いくつかポイントをまとめたのでご紹介させて頂きます。

柄が合っていると、ピシッと高級感&ワンランクアップな仕上がりに!手作りだと驚かれることもあるかもしれませんね♪

縫製時に柄合わせを頑張っても出来ません、なので裁断の時に柄合わせをします。はやる気持ちを抑えて事前の準備を大事に、私はいつも頭をフル回転させて慎重に生地を配置しています。

パンツの場合

【裁断】のポイント
1)生地を中表又は外表に合わせる時の注意点は、必ず同じ柄をあわせます。

2)前パンツと後ろパンツは裾線を合わせます。

3)前ポケット・前パンツ

後ろポケット・後ろパンツは、地の目線(縦線)が違いますので、ぴったりは合いません。無理に合わすと、ちょっとバランスが悪いように感じてしまう。(お好みの問題ですが)一箇所合わすと自然に馴染むと思います。


【縫製】のポイント
全部縫ってから、やり直すのは大変です!!
一箇所ずつ縫ったら確認、縫ったら確認・・・を繰り返します。急がず慌てず丁寧に。

1)前ポケット・前パンツ

2)後ろパンツ・・・後ろ中心を合わせる

3)前パンツ・・・前中心を合わせる

4)脇の合わせ

 

ワンピースの場合

ココは絶対外したくないポイント4点!をご紹介します。

1)前中心

2)後中心

3)袖と中心の肩線

4)サイド・脇

私は、もう2点「裾」「袖口」にもこだわりましたが、これは正解が難しい・・・チェック線の下を裾にするのか・・・真ん中か?・・・上か?・・・数十分悩んで、サンプルのようになりました(^_^;)

結果的に、これはこれでバランス良く仕上がったかな?と自己満足しています(*ˊᗜˋ*)

別に柄合わせをしなくても着用に支障はありません。お手頃な既製品では柄合わせなしのものもあります。

ですがそれぞれ上記のポイントが合っていると、見た目もすっきり仕上がると思いますので、柄合わせの必要なお洋服を作る時の参考にしてくださいね♪