お客さまから「パイピング どうやったらきれいに縫えますか?」とのご質問をたくさん頂きます。
残念なのですが、家庭用・職業用ミシンでは既製品の様にきれいには縫えません・・・💦
(既製品のパイピングは、パイピング専用の特殊なミシンです)
ただ、手間をかけるときれいに縫えます、「特別な縫い方」としてこちらでご紹介しますね!
私はいつもは簡単な「通常の縫い方」ですが、とっておきの時は「特別な縫い方」でがんばります!!!
「特別な縫い方」はアイロンやしつけをしたり細かい作業が増えます
「通常の縫い方」と「特別な縫い方」の2パターン、参考にしてください。
通常の縫い方 (ラ・スーラ レシピ記載)
手順(1)
パイピングの下側を1cm(縫い代分)内側に折り、アイロンでしっかり折り目つけます。
手順(2)
身頃(裏)の上にパイピング(裏)をのせ、ミシンで縫い合わせます。
手順(3)
パイピングを表に半分に折り、まち針でとめ、ミシンで端から0.1~0.2cmのところを縫います。(※この時に手順(2)の縫い目を隠すようにします。)
完成です!!
表側はきれいですが、裏側は縫い目がパイピングにかかったりかからなかったりしがちです。でも、ほどけてくるなどの心配は全くありません。
特別な縫い方
手順(1)
パイピングの下側を1cm(縫い代分)内側に折り、アイロンでしっかり折り目つけます。
手順(2)
パイピングの巾折り、アイロンでしっかり折り目つけます。
手順(3)
残りを折り、アイロンでしっかり折り目つけます。
手順(4)
上下の縫い代を内側に入れると少し段差ができます。
手順(5)
身頃(表)の上にパイピング(裏)をのせ、ミシンで縫い合わせます。
この時、パイピングの縫う部分は手順(1)で折った1cm部分です。
手順(6)
パイピングを表に半分に折り、まち針でとめ、しつけ糸でとめます。
この時、裏側はパイピングを縫い、表側はパイピングを縫いません。
手順(7)
ミシンで表側から縫います。ミシンで端から0.1~0.2cmのところを縫います。
完成です!!
表も裏側もパイピングの上に縫い目が出ます。
きれいに縫う為にはやはり時間をかけ丁寧に進めていくことも必要です(*ˊᗜˋ*)
同じ生地でも良し、差し色でアクセントになる生地をどんな風にしようか?悩み・考えるのもハンドメイドならではの楽しみです♪
みなさんのステキな作品作りの参考になれば嬉しいです。
パイピングで仕上げる型紙
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